日本政府が二重国籍を認めないことが問題
これは少々オフ・トピックだが。
在日韓国人である鄭香均さんに対して、日本国籍を所有していないことを理由に管理職試験の受験を拒否した東京都の行為は合憲、という判決を日本の最高裁が下した。
私 的な意見だが、私は日本政府が(地方であろうと中央であろうと)外国籍の人を政府内で雇わない、又は昇任させない、という方針を持っていることに問題はな いと思う。 アメリカでも、政府は、公共政策に関係する政府内の職務につき、外国人の採用を断ってもよいことになっている。
鄭 香均さん の問題の真髄は、日本政府が二重国籍を許可しないことにあるのではないだろうか。 鄭さんが日本生まれであるなら、日本国籍が自動的に与えられるべきだっ たのだ。 鄭さんが韓国籍を維持したければ、それはそれでよし。 それに関係なく、日本政府は鄭さんに日本国籍を与えるべきで、日本国籍または韓国籍のど ちらを取るかの選択を彼女に強要したことがおかしい。
アメリカ及びヨーロッパの国々では、国 民がいくつ市民権を持っていようが政府は別に気にしないので、二重や三重の市民権を持っている人はざらにいる。 例えばアメリカに移住したフランス人は、 アメリカの市民権を取得し、アメリカの政府で働くことができる。 フランスの市民権も維持でき、フランス人としてのプライドも保てるわけだ。
鄭香均さんにも同様の機会が与えられるべきだった。
国から国へ渡り行く人々の多いこのグローバライゼーション時代に、多重国籍の許可は常識ではないだろうか。日本政府にはもっと先進的に考えてもらいたいものだ。