カリフォルニア州裁判所:同性間の結婚はOK
以前ニューヨーク州の下級裁判所が、同性間の結婚を禁じた州法は州憲法違反であると判決を下したことを書いたが、昨日カリフォルニア州の下級裁判所も同様の判決を下した。同性結婚合法化に反対する団体は上告するつもりだが、まずはゲイ・レズビアンの人々と、彼らの権利を守る為に戦っているサンフランシスコのギャビン・ニューサム市長の勝利だ。
カリフォルニア州の婚姻法も、他州の婚姻法と同じように「結婚は男女間に存在する契約」であると定めている。同性カップル達とニューサム市長が、この婚姻法を無効にしてもらうべく訴訟を起こしたのだ。
クレイマー裁判官は、自分の選んだ相手と結婚する権利は、州民全てが持つ基本的権利であると断言。この権利を同性カップルから奪う婚姻法は、州憲法の「法の平等な保護を州民に保障する条項」に違反していると判決を下した。
被告のカリフォルニア州及び同性結婚合法化反対派は、結婚を男女間に限らせる婚姻法を施行することにより、州は結婚の伝統を維持しているのだ、と主張した。しかし裁判官はこの主張を却下。「1948年、異人種間の結婚を禁止した婚姻法を正当化する為に州が使った言い訳も、『結婚の伝統を守る為』だった。」と述べた。(異人種間結婚を禁じた婚姻法は、違憲であるとして、1948年に州最高裁から無効にされた。)
同性結婚反対派はまた、婚姻法は子供を作るという結婚本来の目的を保持する役目も果たしている、とも主張。クレイマー裁判官はこの理論も退けた。「人は子供を作る為に結婚するのではない。」
この同性結婚を巡る戦いは州最高裁までもつれこむだろう。成り行きを見守っていきたい。
Court Invalidates California's Same-Sex Marriage Ban
San Francisco Chronicle, Mar. 14, 2005