フェルナンド・スアレス・デル・ソラー氏に出会った
今日、近くの公園で定例のパイプ・オルガンのコンサートがあり、そのリハーサルを友人と共に眺めていた。リハーサルを眺めていたのは私達だけではなく、結構沢山の人が集まっていた。そのオーディエンスの中に、フェルナンド・スアレス・デル・ソラー氏の顔を見つけた。スアレス・デル・ソラー氏は海兵隊員であった息子を対イラク戦争で亡くし、それ以来、平和活動家として全国を駆け巡っていることで有名だ。「ブッシュ大統領の嘘のせいで私の息子は死んだ。」「対イラク戦争は違法戦争だ。」と、ブッシュ大統領と対イラク戦争を強く批判し続けている。(同氏については前に書いたことがある。) とっさに友人をほっぽって、同氏に近寄っていき、話しかけた。
「あなたはフェルナンド・スアレス・デル・ソラーさんですね?息子さんのこと、お悔やみ申し上げます。私はあなたに多大な敬意を抱いているんです。あなたのされていらっしゃることは、素晴らしいと思います。」
スアレス・デル・ソラー氏は、手を出し、私と握手をしてくれながら、大変優しい表情で答えてくれた。
「どうもありがとう。私のことをどうやってお知りになったのですか?」
「あなたとあなたの息子さんのストーリーをずっと追っていたんです。インターネットやラジオ番組で。」
「あなたはサンディエゴに住んでいるのですか?」
「はい。元々は日本の出身ですが。」
「日本ですか。私は日本のテレビ番組からも取材を受けたことがありますよ。」
「お体の調子はいかがですか?」
「そうですね。腰が少し痛むときもありますが。(笑)元気でやってます。」
実は私はもっともっと話したかった(民主党がイラクからの撤退実現に向けて何もできないでいることや、来年の大統領選挙について、彼の意見を聞きたかった)のだが、娘さんと思しき人とご一緒だったので、邪魔しては悪いと思って早々に切り上げることにした。
「では、コンサートを楽しんでください。お会いできて本当に光栄でした。」
大変暖かで優しい人、という印象だった。息子さんの死の痛手は、一生消えないのだろうな、と思うと、何ともいえない気持ちになった。
フェルナンド・スアレス・デル・ソラー氏についてもっと詳しいことは、こちら:
スアレス・デル・ソラー氏がこなした数々の平和活動の一つを報じた新聞記事。(North County Times)
ラテン系高校生に対するスアレス・デル・ソラー氏のアドバイス。 (Veterans for Peace)