カリフォルニア州法案8、通る!
「カリフォルニア州法案8」が通ってしまった。結婚する権利を、特定の州民からとり上げるよう、州憲法を改正するなんて、信じられないことだ。
モルモン教徒やキリスト教保守派は、カリフォルニアでは少数派。ではなぜ、「州法案8」は過半数を超える票を集めたのか?
APによると、65歳以上の州有権者は、圧倒的に「州法案8」に賛成票を投じたという。
また、オバマ議員を支持するために、アフリカ系アメリカ人のコミュニティは、過去に無いほどの参加率で投票した。これらのアフリカ系アメリカ人は、圧倒的に「州法案8」に賛成票を投じたそうだ。
「州法案8」は、伝統主義がまだ根強い1世代目・2世代目のアジア系アメリカ人からも、支持を集めた。ラジオのインタビューで、2世代目の中国系アメリカ人の女性が、「私達アジア人にとって、結婚とは、男女間の結び付き。私達は、この結婚の伝統を守らなければなりません。」と言っているのを聞いた。
カリフォルニアは、公平な社会にするために、いつも前進し続けている州である。他州と比べてカリフォルニアに移民が多いのも、カリフォルニアのその寛容で公平で先進主義なポリシーのお陰だ。(アラバマ州なんかに少しの間住んでみたら、その違いがよく分かるだろう。) ところが、カリフォルニアがカリフォルニアらしく、前進し続けようとしている時に、その先進主義の恩恵を受けている移民が、「自分達の伝統を守りたい」という理由を掲げて、その前進を阻止しようとするとは、なんとも皮肉なものだ、と思わざるをえない。