昨日紹介させていただいた「ビバ・オバマ」ビデオだが、スペイン語で歌っているので意味が分からなかった方がほとんどだったと思う。私ももちろんその1人だ。
嬉しいことになんと、数ヶ国語をマジシャンのように自由に操る補完通貨研究所のMiguel Yasuyuki Hirota氏が、日本語に翻訳してくださった。Migさんに感謝の意を捧げつつ、「ビバ・オバマ」の(泣かせる)日本語訳を皆さんにお届けしよう:
「ビバ・オバマ」
Al candidato quien es Barack Obama
バラック・オバマ候補に
Este corrido le canto con el alma
このバンドは心から歌をささげます
Humilde fue nacido tambien sin pretension
貧しい生まれで野心もなく
Empezo por las calles de Chicago
シカゴの町から仕事を始め
Trabajando pa' lograr una vision
ビジョンを達成するために働き
Pa' proteger la gente trabajadora
労働者を守ろうとしている
Y traernos todos juntos
そしてみんなを一緒にして
En esta gran nacion
このすばらしい国をまとめようとしている
Viva Obama! Viva Obama!
オバマ万歳! オバマ万歳!
Familias unidas, seguras y hasta
団結し安全な、そして
con plan de salud
医療プランつきの家族
Viva Obama! Viva Obama!
オバマ万歳!
Un candidato luchando
この候補は
por nuestra nacion
私たちの国のために戦っている
Nada importa si eres de San Antonio
サン・アントニオ在住でも
Nada importa si eres de Corpus Christi
コーパス・クリスティ在住でも
De Dallas o del Valle
ダラス在住でもヴァリー在住でも
De Houston o del Paso
ヒューストン在住でもエル・パソ在住でも関係ありません
Lo que importa es que votemos por Obama
大切なのはオバマに投票すること
Porque su lucha tambien es nuestra lucha
というのも彼の戦いは私たちの戦いでもあるから
Y hoy que tenemos la urgencia
そして今こそ何よりも
Para un cambio, vamos todos unidos
変革の必要があり、みんなが団結して
Con nuestro gran amigo
このすばらしい友人を助けるのです
Viva Obama! Viva Obama!
オバマ万歳! オバマ万歳!
Familias unidas, seguras y hasta
団結し安全な、そして
con plan de salud
医療プランつきの家族
Viva Obama! Viva Obama!
オバマ万歳!
Un candidato luchando
この候補は
por nuestra nacion
私たちの国のために戦っている
3月4日にテキサス州で行われる党の大統領候補を決める予備選では、ラテン・アメリカ系の有権者が選挙結果を左右するかもしれない。同州で白人系に次いで2番目に人口が多いのが、ラテン・アメリカ系だからである。バラク・オバマ連邦上院議員を民主党の大統領候補として支持するラテン・アメリカ系の人々が徐々に増えてきていることは前回触れたが、果たしてオバマ議員は、テキサス州において彼らの票をどれだけ得られるであろうか。
下の「Viva Obama」ビデオは、 Amigos de Obama (オバマ氏を支援するラテン・アメリカ系のサイト)によって製作され、「3月4日、オバマに投票しよう!」とテキサスのラテン・アメリカ系の同志たちに呼びかけている。エンターテインメント性の高いビデオだ。(笑)
数年前にアカデミー賞を受賞した「クラッシュ」という映画がある。「クラッシュ」は、ロサンゼルスの各人種グループ間に存在する偏見を題材とした映画。白人系、アフリカ系、ラテン・アメリカ系、ペルシャ系、そしてアジア系の人々が、それぞれ他の人種グループに対してステレオタイプを抱き、そのステレオタイプを元に他人種グループに接するために、お互いを傷付けあっている様を描いている。
(この映画は、残念なことに、人間の行動や思考を単純に表現しすぎていて、あまり奥深い仕上がりになっていない。でも、人種のるつぼであるロサンゼルスで、水面化に存在する各人種間の偏見をテーマとして取り扱っていることは賞賛に値する。観ていない方は、是非ご覧いただきたい。)
この映画が象徴しているように、アメリカという国は、人種グループことに分かれている。もちろん、各人種グループごとに明確な線が引かれているわけではないし、このご時世、KKKやネオ・ナチのメンバーで無い限り、ほとんどのアメリカ人は、友人であれ恋人であれ仕事仲間であれ、様々な人種の人々と個人的付き合いがある。しかしそれでも、各人種間で偏見/差別は根強く存在する。また、差別とまではいかなくても、他の人種グループに対して競争心を抱いたり、自分の属する人種グループをひいき目で見てしまったりするものなのだ。
だから今まで、政治において人種間の分裂が存在してきた。例えば、60年代に民主党がアフリカ系アメリカ人の公民権を支持したから、アフリカ系アメリカ人の大多数は民主党を支持し、南部の白人の大多数は共和党を支持した。リベラル派が多いユダヤ系は民主党を支持していたから、アラブ系アメリカ人は、共和党を支持した。(現在では、中東をかき乱す共和党大統領に辟易したアラブ系は民主党を支持し、ネオコン派のユダヤ系は共和党を支持する、という感じになってきているが。)
当然、政治家達は、人種間の分裂を利用して選挙に勝とうとする。これは、れっきとした政治的手段として、アメリカ社会で伝統的に受け入れられてきたことだ。ここ数年、共和党政治家達が「反移民」、特に「反ラテン・アメリカ系移民」の言動を発し、白人有権者にアピールしているのも、その一例に過ぎない。
ところが、バラク・オバマ連邦上院議員は違った。彼は、民主党の大統領候補を決める予備選のキャンペーンで、人種間の分割、性別間の分割、リベラル派・保守派間の分割、とアメリカ社会を分割する壁を取り払って、みんな「アメリカ人」として一体となって政治を動かしていこう、と大衆に向かって呼びかけている。まさに政治の伝統と常識を打ち破ったメッセージである。
一方、対するヒラリー・クリントン連邦上院議員は、未だに人種間の分裂を利用して選挙に勝とうとしている。クリントン議員の為にキャンペーンして回っている夫のビル・クリントン元大統領は、「オバマ議員は、アフリカ系を代表しているアフリカ系のための候補者である」、という主旨の発言を繰り返している。つまり、オバマ議員が大統領になれば、アフリカ系以外の人種にとって何のいいことも無い、と大衆を脅かしているのである。
伝統的にラテン・アメリカ系は、アフリカ系に対してライバル心を抱いている。またアジア系は、白人と自分達以外の人種グループにはあまり信頼感を抱いていない。(ロサンゼルスの市長選においても、アジア系有権者は、ラテン・アメリカ系のアントニオ・ヴィラライゴサ現市長ではなく、もう一方の白人候補者に圧倒的に票を投じた。結局はヴィラライゴサ氏が大差で勝利した。) だから、クリントン元大統領の作戦は、この2つの人種グループにおいては、効果抜群だった。アリゾナ州やニュー・メキシコ州、カリフォルニア州など、ラテン・アメリカ系またはアジア系が多い州では、オバマ議員は敗れてしまった。
しかし、オバマ議員の実績をちょっとでも見てみると、クリントン元大統領の言っていること(オバマ議員はアフリカ系のみの為に働く)が事実ではないことがすぐに分かる。反移民主義が台頭した時、移民の権利を守るための政策を、エドワード・ケネディ連邦上院議員(J・F・ケネディ大統領の弟)と共に打ち出したのは、オバマ議員であって、クリントン議員ではない。(だからケネディ議員は、オバマ議員を大統領候補として支持しているのである。)この政策は、共和党の妨害にあって結局通らなかったが、もし通っていれば、特にラテン・アメリカ系の移民が救われていたはずだった。そして、イリノイ州の弁護士時代に、人種に関係なく低所得層の人々の生活を守る為に熱心に働いたのも、オバマ議員であって、クリントン議員ではない。
こういったオバマ議員の実績と彼のメッセージが、やっとラテン・アメリカ系に届き始めたのか、最近、ラテン・アメリカ系の大半がオバマ議員を支持し始めた。
残念ながら、アジア系は、まだオバマ議員に対する不信感をぬぐいきれていない。来るハワイ州の選挙では、オバマ議員が負けるかもしれない、と噂されている。ハワイ州の民主党は、ジャパニーズ・アメリカンが実権を握っているからだ。
しかし、白人系とアフリカ系、そして先にも述べたように、ラテン・アメリカ系の大半の人々が、今や団結してオバマ議員を支持し始めている。彼らは、疲れているのだ。人種グループごとに分かれていることに。だからオバマ議員の、「みんな一体となって」というメッセージに魅了されているのである。そして、このメッセージに魅了されているのは、民主党支持者だけではない。
ワ シントン州に住む私の親類夫婦は、ハードコアの右翼で共和党支持者である。この夫婦までもが、オバマ議員のメッセージにすっかり心打たれてしまっている。彼らは、こう言っている。「も しクリントン議員が民主党候補に選ばれたら、大統領選で共和党候補者に投票するが、オバマ議員が民主党候補に選ばれたら、彼に投票す る」、と。民主党を毛嫌いしてきた彼らが、「民主党候補者に投票する」、と言うなんて、すごいことだ。
オバマ議員が大統領になれば、本当にアメリカ社会をまとめることができるかもしれない。
サンディエゴに本部を置く非営利団体のインターナショナル・ヒューマニティ・ファウンデーション(IHF)は、アフリカ大陸及び東南アジアの国々で、学校を兼ねた孤児院を運営している。
これらの国々では、紛争や医療事情の悪さまたは飢饉などで、親を失いみなしごになってしまった子供たちが多い。または、貧困に窮した親に売り渡されそうになり、逃げ出した子供たちもいる。
身寄りを失い、住む場所も無く、生きる術も知らないまま、希望もなくただ死を待つだけ、という子供たち。このような子供たちに住居を与え、教育を与え、立派に自立して生きていけるまで面倒を見るのが、IHFの仕事である。
IHFの創設者、キャロル・マイサラ・ササキさんは、素晴らしい人である。世界中のIHF孤児院の運営を監督しながら、ケニアに在住し、自らも教師として子供たちを教えている。命がけで子供たちを守り、情熱を持って子供たちに教育を与える。元々顔立ちの整っている人だが、彼女に会ったとたんに気付くその美しさは、内面からにじみ出てきているものだ。
IHFの孤児院出身の人々は、立派に自立して生きている。その中には、教師の資格を取得し、IHFに恩返しをしたいからと、孤児院の子供たちに教えている人もいる。
IHFは非営利団体なので、スポンサーシップに頼っている。孤児のスポンサーをしてあげたいと希望する人は、世界中にいる。しかし、孤児の数が増える一方のケニアでは、スポンサーの数がなかなか追いつかない。目下、ナクル(Nakuru)の孤児院にいる4人の孤児のスポンサーを至急見つける必要がある。孤児のスポンサーなんて、お金かかるのでは?と思われるだろうが、実は、1ヶ月につきほんの37ドル。この37ドルで、1ヶ月間の孤児の生活が全て賄えるのだ。
スポンサーシップの期間は、6ヶ月間、1年間、またはストップしたいというまで継続、のどれかを選択することができる。スポンサーは、スポンサーをしている子供から、手紙や写真をよく受け取る。手紙には、スポンサーに対する子供たちの多大なる感謝、そして愛情がしたためられている。スポンサーにとっては、自分がスポンサーをしている子供が、不幸な境遇を一転させ、教育を受け、頑張って生きている様子を見るのは、本当に嬉しいし、感激するものだ。
至急スポンサーが必要なナクルの4人の子供たちを以下に紹介する。
学年: 7年生。
得意科目: 科学、数学、英語。
好きなすポーツ: サッカー。
孤児院に来た背景: 両親に捨てられた。
チェプケモイ・ロリちゃん
学年: 5年生。
得意科目: 数学、英語、スワヒリ語。
孤児院に来た背景: アルコール中毒の両親から売り渡されそうになり、逃れた。
チェプコプス・ラレちゃん
学年: 7年生。
将来の夢: パイロットになること。
孤児院に来た背景: 両親を病気で亡くした。
カピド・ロトゥ君
学年: 6年生。
孤児院に来た背景: 両親を病気で亡くした。
スポンサーシップ申し込み方法:
上記の子供たちのうち1人のスポンサーを半年間でもしてあげたい、と思われる方は、IHFウェブサイトのこのページに 行き、ページ下部にあるドロップダウン・メニューから、Orphanage: Nakuru Kenya Africa を選択し、GO をクリックしてください。子供たちの写真が現れます。その中から、チェプケモイ・ロリちゃん、チェプコプス・ラレちゃん、カピド・ロトゥ君、またはカセス・カモイノ君の写真を見つけ、その写真をクリックしてくだ さい。6ヶ月間、1年間、継続、の選択肢が現れますので、希望する期間を選んでください。その後は、ページ上の指示に従って進んでください。
日本にお住まいで、スポンサーシップの申し込み方法がよく分からない方は、konakijiji-at-gmail.com (-at- を @ に代えて)までご連絡ください。
どうぞこの子供たちの人生を救ってあげてください。
米国市民権を取得している方々のうち、南カリフォルニアにお住まいでバラク・オバマ連邦上院議員を民主党の大統領候補に支持している方々:
Coalition of Naturalized Citizens and Dual Citizens (米国市民権を取得した人々及び二重市民権を持つ米国市民の連合)が、バラク・オバマ議員を民主党大統領候補として支持する集会を明日ロサンゼルスで開きます。5日の投票前に、活気付けに是非どうぞ。詳しくはこちら。
ブッシュ大統領の任期終了まで。