何年アメリカに住んでいても英語は難しいなあ、と感じる時がある。例えば昨夜、法律学校で英作文を教えている教授のブログに遭遇して内容が面白いので読んでいた時だ。教授は、ある法律事務所のウェブサイトに掲載されている自社紹介文の中から 「%&# is a preeminent firm ..... 」という部分を抜粋し、「これは間違っている」と指摘する。しかし私には、何故間違っているのか見当も付かなかった。
教授の説明によれば、preeminent の意味は「最も優れている」、つまり、best と同義語であることから、不定冠詞 a ではなく、定冠詞 the を取るのだそうだ。つまり、正確な文章は「%&# is the preeminent firm ..... 」なのだった。このエントリーに遭遇しなければ一生知らずにいたことだろう。
バークレー校(UC Berkeley)、ロサンゼルス校(UCLA)、デイビス校(UC Davis)など、カリフォルニア中に10校ほどキャンパスが存在する州立大学のカリフォルニア大学(University of California)が、なんと32パーセントも授業料を値上げすると決定した。これに反対し、カリフォルニア大学のあちこちのキャンパスで、生徒、教授、講師がプロテストを繰り広げている。下は、UCLAの生徒によるプロテスト。
先日、フェイスブックの友人で、とある報道雑誌に属するジャーナリストから、「私が探っていたものがやっと記事になりましたよ。」というメッセージと共に記事へのリンクが送られてきた。彼がこの5ヶ月間、この特定の大物人物の知られざる悪行の数々を詳しく調査していたことを私は知っていた(実はこの人物の裁判所記録を引っ張り出すのを手伝ってあげた)ので、おお、やっと記事になったか!と喜んだ。しかし、リンクを辿るとそれは、某大手新聞紙の一大スクープ記事であった。
「某紙にスクープをあげたんですか?せっかくあんなに時間掛けて必死に調査して、すごい内容の事実を突きとめたのに、どうしてあなた自身、そしてあなたの雑誌のスクープにしなかったんですか?」と聞くと、返ってきた答えがこれだった。
「もちろん、私自身のスクープにしなかったことは正直いって残念です。しかしこの人物を調査しているうちに、彼の悪行の酷さ、そしてそれにも関わらず大物であるが故に政府が彼を野放しにしていることに、多大なる怒りを感じたんです。それで可能な限り大勢の人々にこのことを知ってもらいたい、と思った。ですから、(購読者数の最も多い)某紙に情報を提供し、記事を書かせたのです。」
名声欲よりも、自分の集めた重大な情報をできるだけ沢山の人々に知ってもらいたいという願望の方が強かったのだった。なんとあっぱれなジャーナリストであろうかと、恐れ入った。
息子が自家製気球に乗って空中に飛んでいってしまったと偽りの通報をして、米国内のみならず世界を騒がせたコロラド州のリチャード・ヒーニーさんと妻のマユミ・ヒーニーさん。当初、2人とも重罪の判決を受けると予想されていたが、マユミさんが軽罪である偽報罪を犯し、ヒーニーさんが重罪の公務員妨害罪を犯したと、それぞれ認知することで片がついた。これは夫妻(の弁護士)と検察官の間で行われた司法取引の結果。もし法廷に持ち込まれてマユミさんが重罪判決を受けた場合、日本に強制送還されることになるので、それを防ぐ為に軽罪にしておいてやるから、今自ら罪を認知しなさい、でも旦那は重罪で認知しなさい、というものだ。
仲がとても良くて微笑ましい鳩山夫妻の写真のスライド・ショー、ハフィントン・ポストより。